情報セキュリティ対策の始め方

情報セキュリティと聞くと、高価な機器を購入したり、専門的な知識が必要であったりといったハードルの高さを想像される方もいるでしょう。ただ、情報セキュリティの基本は「知る」ことです。Webサービスなどを利用する場合にしなければいけないこと、してはいけないことを「知る」ことで、皆さんのセキュリティレベルは格段に上がります。では、実際にどうすれば良いのでしょうか?

なぜ情報セキュリティ対策が必要なのか

情報セキュリティという言葉をよく耳にするようになったのは、やはりインターネットを通じたWebサービスが日々進歩し始めてからでしょう。コンピュータには想像している以上の情報や資産が存在しています。その代表例が「個人情報」です。

「個人名や住所なんて情報はコンピュータに保存していないよ」という方も多いと思います。では、フリーメールやネットショッピング、インターネットバンキングはどうでしょう? かなりの方が利用しているのではないでしょうか?

これらのWebサービスにログインする際のID・パスワード、これも立派な個人情報です。最近では、その都度ID・パスワードを入力しなくても、Webサイトにアクセスすれば自動的にログインされるようになっている機能があると思います。

もしその情報が窃取されたらどうなるでしょうか?

メールの内容やクレジットカード情報、口座番号などの情報が悪用される可能性があるのです。こうした事態を防ぐためには「情報セキュリティ」とは何か、何をすべきなのかを知っておく必要があります。

セキュリティ対策ソフトを導入する

セキュリティ対策ソフトは数多くあるため、どれを購入すればよいか悩まれる方も多いと思います。少なくとも次の機能が含まれているものを選んでください。
 ・アンチウィルス
 ・パーソナルファイアウォール
 ・個人情報保護機能
 ・迷惑メール対策
 ・有害サイト規制

セキュリティ対策ソフト・OS・ブラウザを常に最新の状態にしておく

新しい脅威や脆弱性が発見された場合、ベンダーは更新プログラムをサポート期間内であれば無償で配布します。通常、更新プログラムが配布されたら通知が来ますので、すぐに適用しましょう。

メールの添付ファイルはスキャンしてから開く

マルウェアなどの脅威の多くは、添付ファイルから感染します。送信者が知り合いの場合でも、必ず添付ファイルはセキュリティ対策ソフトでスキャンしてから開いてください。

メール記載のURLを安易にクリックしない

有害サイト規制の機能があれば、URLをクリックした場合、警告を出してくれますので、それに従って、そのWebサイトは開かないようにしましょう。

以上が、簡単にできるセキュリティ対策です。難しいことはないので、すぐに実践してください。

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