マルウェアをスキャンして脅威を事前に防ぐ

マルウェアに感染すると、使用者にとって好ましくない現象がコンピュータ上で起こりますが、その全てがすぐに使用者の目に見える形で起こるわけではありません。多くの場合(当然のことですが)、使用者にできるだけ気付かれないように、マルウェアが実行されます。

ただし、全く何の痕跡も残さずマルウェアが実行されることもありません。場合によってはコンピュータに以下のような異常な動作が見られることもあります。
・コンピュータの動作が急に重たくなる。
・勝手に再起動を繰り返す。

もし、上記のような症状が見られたり、定期的にマルウェアに感染しているかどうかを確認したりする場合には、コンピュータをスキャンする必要があります。

コンピュータをスキャンするというと、ウィルス対策ソフトでのスキャンを思い浮かべる方が多いと思いますが、ウィルス対策ソフトが対象としているのは狭義のコンピュータウィルスで、マルウェアの検知や駆除に対応していないものもあります。

ここ言う「狭義のコンピュータウィルス」とは、一般的に「ウィルス」と呼ばれているものです。他のプログラムに寄生して、そのプログラムの正常な動作を妨げるなどといった機能を持ち、自己伝染機能・潜伏機能・発病機能の一つ以上有するものをさします。

そこで、Windows環境で使用できるマルウェアを検知・駆除が可能なソフトウェアをご紹介いたします。

【Windows Defender】
Windows7以降であればどのバージョンにも対応している、Microsoft社のセキュリティソフトです。
Windowsに標準装備されています。
参考URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/tools/defender.aspx

マルウェアは日々かなりのペースでその数が増えています。定期的にコンピュータをスキャンして感染しているかどうかを確認することはもちろんのこと、スキャンに使用するソフトを常に最新の状態にしておくことも重要です。

例えば、Windows DefenderであればWindows Updateや更新プログラムのインストールを行うことで、マルウェアに関する情報も最新の状態にしてくれます。
また、Windows Defenderは常駐型、つまりコンピュータが起動している間、常時稼働している状態なので、不正なアクセスや危険なサイトへのアクセスなど、マルウェアに感染する恐れのある行動を検知すると警告をしてくれます。

ただ、こうした常駐型の対策ソフトの場合、デフォルトでは簡易スキャンのみを行うことが多いので、定期的に完全スキャンを行うことお勧めします。対策ソフトによっては完全スキャンのスケジュールを設定できるものもあるので、そうした機能を十分に活用し、日々迫るコンピュータへの脅威に備えましょう。