双葉電子工業の子会社でマルウェア感染 PC内のメールアドレス情報流出被害発生

11月8日、蛍光表示管製造メーカー「双葉電子工業株式会社」は、フィリピンの同社子会社においてマルウェア感染被害が発生し、メールアドレス情報が窃取されたとの情報を公開しました。

概要

10月30日、双葉電子工業社のフィリピン子会社内のパソコンにマルウェアの一種である“EMOTET”とみられる複数のスパムメールが受信されており、アンチウイルスでは防ぎきれず一部のメールアドレス情報が盗まれたというものです。
確認されている被害状況として、同社子会社従業員とメールのやり取りを行っていた一部のメールアドレスが窃取されたとのことで、現時点ではメール本文や添付ファイルなどが流出した事実は確認されていないとのことです。

対策

双葉電子工業社は、今後の対策として以下の対応を実施しております。

・原因究明および拡散防止に向け、当該問題の引き続きの調査
・従業員に対して、不審メールに関する注意喚起
・社内パソコンのセキュリティ対策の向上
・外部に対して、同社従業員になりすます不審メールを受信した場合、添付ファイルやメール本文中のURLリンクを絶対に開かないよう警告
 

【参考URL】
当社フィリピン子会社におけるPCのウイルス感染について

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