2月26日、国立感染症研究所（NIID）から、同研究所の名を騙るなりすましメールが複数確認されているとして注意喚起が行われました。
概要
国立感染症研究所には現在、差出人が「国立感染症予防センター」とするURLが記載された個人宛メールが届いたとする問い合わせが続いているとのことで、確認されているメールの特徴は以下の通りです。
| ・送信元アドレス info@ins.gmail.com |
| ・件名 「新型コロナウイルスの感染予防策について」 |
| ・本文 新型コロナウイルスへの予防とする記載があり、詐欺ページへのリンク先が設けられている |
なりすましメールの本文冒頭には、団体名や個人名が記載されているものもあり、あらかじめターゲットの個人情報を入手しメール送信する「標的型メール攻撃」とのみられております。
国立感染症研究所は、「公的情報はすべてWeb上にて公開」、「メールでの情報提供は一切行っていない」、「添付ファイルを用いたメールの送信は出さないよう職員に指導」といったセキュリティ体制を説明しつつ、不審なメールを受信した場合は内容を見ず削除するよう注意を呼び掛けております。
| 【参考URL】 当研究所に類似した機関による新型コロナウイルス感染症の注意喚起を装うメール攻撃にご注意ください |