防衛省公開 神戸製鋼所とパスコの2社で過去に防衛関連の情報が不正アクセス被害受けていた

2月6日、防衛省から鉄鋼メーカーの「株式会社神戸製鋼所」と、航空写真測量による地図作成から地形解析調査を行う「株式会社パスコ」において防衛関連の情報が過去に不正アクセスを受けていたとして情報を公開しました。

神戸製鋼所における不正アクセス

2016年8月、同社のネットワークに外部からの不正アクセスの疑いが発覚、その後セキュリティ強化策を実施したもの2017年6月に新たな不正アクセスが発覚しております。
当該不正アクセスによる機密情報の流出は確認されなかったとのことで、その後関係する被害や悪影響はないとしております。
同社では、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を参考にした、セキュリティに強化策を既に実施継続している状況とのことです。

株式会社パスコにおける不正アクセス

2018年5月に外部からの同社端末に不正アクセスが検知され、その後外部専門機関への事実確認の調査を実施したとのことです。
当該不正アクセスから個人情報や関連機密情報が流出する被害は確認されなかったとしております。
またインシデント発生後、同社は防衛省および関連企業への報告は行っていたとのことです。
 

【参考URL】
防衛関連企業に対する不正アクセス事案について
当社ネットワークへの不正アクセスについて―株式会社神戸製鋼所
社内ネットワーク端末に対する不正アクセスについてー株式会社パスコ

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