スマホの画面上のタップ音で、情報窃取するハッキング手法の脅威が可能性として明らかに

ケンブリッジ大学とスウェーデン・リンショーピング大学との実施した最新の研究から、「スマホからの音響」を分析したサイバー攻撃が新たに行われる可能性があることが明らかになりました。

アンドロイドスマホを対象にした研究で、内臓マイクから画面上のタップした場所の音を分析することで、画面上のどの位置をタップしたかが分かるというものです。

ハッカーに悪用されれば、メール内容やパスワード、暗証番号などの個人情報を収集される可能性があるとのことで、スマホの設計時には、マイクなどのセンサーが不正に作動した場合ユーザーにハッキングの可能性を知らせるといった提案もされております。

今回の実験についての論文執筆を手掛けたケンブリッジ大学の専門家は、「今はこうした攻撃を想像できなくても、近い将来、間違いなくこうした攻撃を行う人間は出てくる」と発言し今後のサイバー攻撃のさらなる脅威を予測しております。

【参考URL】
入力音でパスワード推測、ハッカーに新たな武器か

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