東京都内の可燃ごみ焼却組合員 会員251名分の個人情報入ったUSBメモリ紛失

概要

7月10日東京都内可燃ごみ焼却工場運営を担う「東京二十三区清掃一部事務組合」は、組合員が個人情報が保存されていたUSBメモリを紛失したとして情報公開しました。
 

原因

7月5日問題のUSBメモリを紛失した職員は、組合職員間で業務の引継ぎを行った後、USBメモリや組合のゴム印を含む荷物を自宅に持ち帰りました。しかし、翌日出勤時にUSBメモリがなくなっていることに気づき問題が発覚しました。
また、組合内での個人情報取扱いに関する申請手続きがされていなかったことも確認されており、個人情報対する認識不足も原因とみられております。
 

被害内容

紛失したUSBメモリには、平成9年度から平成 30 年度までの『ボイラー・タービン主任技術者会』の会員251名分の氏名、勤務先名、役職名、勤務先電話番号、勤務先メールアドレスが保存されておりました。
会員個人の住所および、メールアドレス情報は含まれていないとのことです。
 

事後対応

問題発覚後、帰路にあたる交通機関への問い合わせや、警察への紛失届提出などの対応を取りましたが、現在も当USBメモリは見つかっていないとのことです。

清掃一部事務組合は、情報流出の被害に当たる会員への謝罪対応を行い、今後の再発防止に向けて、個人情報の管理体制強化と、全職員を対象とした研修を実施するとのことです。
また、問題を起こした職員については、詳細を明らかにしたうえで、厳正に対処するとしております。
現時点で、今回の紛失問題に関わる会員情報を悪用される被害情報は確認されておりません。
 

【参考URL】
東京二十三区清掃一部事務組合

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